2013年3月20日水曜日

絵の設置 別府 台北が今蘇る

この日は朝から集合して いよいよ作品を会場に搬入
いつも風が強くて不安だったんだけど
朝は快晴!ほぼ無風 というか あついよー

やひこざわくん ながおさん はしもとさん と ぐるぐるめまぐるしく移動して
荷物をえんやこら 運んでいく
わりといいペースだ!

からっぽになったハンマーヘッドスタジオ きれいに掃除して
ありがとう さようなら

この日一番の山場は 4メートルくらいある 木枠を運び入れることと
そのキャンバスをはること

昨日 多摩美の子らがえんやこらつくってくれたのは
2011年の別府のレジデンスで描いた絵と
2012年の台北のレジデンスで描いた絵のための木枠でした
描いたときは キャンバスを木枠にはらずに 直接壁にはって描いていた
でも今回改めて ホワイトキューブで展示をする ということになって
木枠をつくって はりたいな〜 と なったのです

規格サイズでないものだから つくるのも大変 運ぶのもアドベンチャー
張るのも命がけです
なんとも繊細なつくりの木枠 絵よりも丁寧にあつかって
みんな総出で 設置作業
とちゅうから 池田たくま君もお手伝い来てくれて なんとも心強い
頼もしい ほんと良い やひこざわくんと二人 ほれぼれしちゃう
ほんとうに 搬入作業のときの 男子 すばらしい

そうやってなんとかかんとか アクシデントを微調整しつつ 
キャンバスをはることができた
そうやってひさしぶりに改めて見た過去の絵たち
まだゆっくり眺めてはいないんだけど 不思議とはなつものがある
別府でのことも 台北でのことも ありあり思い出せる
倉庫にしまわれていた絵が 蘇った
絵には きちんとそのときの時間や状況が刻み込まれていたけれど
そのときのそのもの というよりも あたらしい成分が含まれている
発酵 熟成 みたいな
でもたぶん 発酵 熟成したのは 絵の表面ではなく 見るコチラ側なのだけれどね


夜まで作業した後 やひこざわくんとビールのんでいるときに作品のはなしをしていて
そういえば 別府の絵を描いた直後に 震災が起きたこと
震災後にまた別府に戻ってひとに会ったら 絵の印象が変わってしまったと言われたこと

今回あらためて 時系列で作品を並べてみたとき
別府 と 台北 の二つだけでも その差はあきらかだと思った
まったく個人的な出発点からはじまって 場所や時間もランダムなのに
あらためて 白い空間に再配置することで
個人の時間軸を越えたものを 思い起こすことができたらいい と思った
まだまだまだ
残りいっぱい ヒー まじでまにあうの でももう とことんやるだけだから
一晩たった今朝 がばっと起きた
とにかく 今日も一日 完成に向けて

作業する日の昼食ってまじで美味しいよね 労働万歳

作業する日のビールってまじで美味しいよね 最高だよね



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