2012年12月17日月曜日

あらためて 個人

きのうは 選挙いって そのあと 寿町にひさしぶりにいってきた
ここ最近 生まれてはじめて 選挙や政治を 自分ごととして 考えて
どきどき がっかり はらはらしていました
願い 祈り みたいなところまで きていました

投票を終えた後 寿町にひさしぶりにいき しんちゃん スーさんにもあえた!
あいかわらずの この街は ひさしぶりにいくとやっぱり 居心地が悪いような良いような へんな場所
センターという広場で 奇声をあげたり 罵ったり 笑ったり 下品な冗談いったり
 そういう中で キャンドルナイトの作業を手伝っていたのですが
その おじさんたちの声には 無視しようとしてもできない ある切実さと
自分の態度にはねかえってくるものと あとは 思わずプッと笑ってしまう
あっけらかんとした 明るさがあって 心が研ぎすまされます
夜になって キャンドルに灯がともり 昼間よりは みな 灯の温かさに まとまりを帯びて ヤンキーのこども おじさん おばさん 大学生 外も内も
つかの間 一緒のときをすごす
なんもかも違うひとたちが 一瞬 なんもかも違うままに 根本のところでつながる時間

今思えば こういう状態を これから 意識してつくりださなければいけないような
そんな気がします

そのあと 帰りの電車の中でひとり わたしは ほんとうに 夢見ていました
今回の選挙で きっと 自民党が数の上では勝つだろう でも
そのほかの議席や 全国の分布など 全体を見渡したときに ああ なにかが変わっていくんだな とか ここからだな というような 気配を伝える内容に なっているかもしれない ほんとうにもしかしたら そうなっているかもしれないんだ
と 考えて 家へ急いだ
テレビをつけて 自自自自自自自自 っていう それこそ 愕然とする内容に
????? と 悔 と 悶 とかが 一瞬襲って来て 目をみはったけれど
それでもなお 考えることをつづけていたら
この状況が今をうつす鏡だと思ったし
今 足りないものも 自分の位置も 納得できた

キャンドルナイトの寿町のような時間が 今の日常のおおかたに 足りないな と思った
自分のいる ちいさな集合の中で そこでのリアルを それぞれ生きて そこでの悩みを生み出して それをその集合のだれかと共有して 愚痴って でもなんとか目の前のことがんばって 一生を終えていける 小さな集合体
それが 無数にあって ほぼ無関係に生きているかんじ
もうそれじゃあ だめなんだね
自分の知らない 居心地わるく 理解もむつかしいよなところにこそ
飛び出していって 考えて でも キャンドルナイトみたいな 一瞬のときを 過ごしていくようにしていかないと もう やっていけんな
そう思った

それには 個人 というところから やはり出発しないといけない
そのために 表現があると思う

そういうことを考えて 絵と それ以外とを 自覚的に やっていくしかないね

さあー やろう

わたし、しんちゃん、スーさん

0 件のコメント:

コメントを投稿