2013年4月15日月曜日

すべてのものに注目し 続ける

4月14日
個展最終日

おわんのか ついにおわんのかーー

公開制作の絵は 描きながら気がついたが この絵 一生つづけられる
波の紋様は みるたびに 様子が変化して とどまらない
こちらの気持ちの ちょっとした揺れで 描くべき箇所がどんどんでてくる
絵が 常にゆらいでる

でもまあ いってもきりがないので この絵は この今 横浜の 此処 を定着させる
ということを目標に とにかく描けるかぎり 描く ということに決めた

人に会う 話す その波紋が たえず揺らいでて 定まらない絵

絵のまえで人と出会うための 絵
ふむ

最終日ということで 朝から人がほとんどとぎれることなく来てる
200人くらいは来たかな

絵のまえには常にひとがいて 回遊 
今回 こういう場所でやってみて一番わかったこと
あらゆる要素を駆使して 人が絵に至る道をつくりあげること
その重要さ むずかしさ 
ランドスケープデザイン なんじゃあないか これ

この世にある あらゆるものを見つめて 関係性を見極めて 
ちょっとした魔法を使って ちちんぷいぷい 人の意識を 絵に向ける
コンセプトとか わたしの絵の意図の読み解きとかじゃあなくて
それは 絵に対峙して 自分自身と向き合う鏡のよう

目にみえるかたちで それをあらわす 人が歩いて 絵のまえをうろうろする
何度も何度も 
そうやって時間をすごして 見えてくるものが 絵
言葉で上手く説明できないけれど 最終日にして この一番大切なこと
よく理解した
ふむ

さて 友人知人関係者も たくさんきてくれて嬉しい

岡田さんありがとう 今度新居に遊びに行きたい とらじろうにも会いたいよ
資生堂の大竹さん
ベップロ新スタッフの松田さん
HAGIWARA PROJECTSの萩原さん
黄金町の平野さん
横美の天野さん 
久々の吉岡さん
一日いてくれたおのださん
最後まで絵をじっくりみてくれた 3回目の矢野さん
数えきれないほど たくさん絵のまえで

甲府からじゅんべ!
甲府の優しい泣き虫
今年のこうふのまちの芸術祭のはなし 
夜 最後まで見届けてくれてありがとう ちえ神様に なれたかな
ちっちゃいじゅんべ
彩花ちゃん
ずーと みてた 絵をみている目が 真剣すぎてまぶしい
ふるえるこころ そのままに 絵を描いていきましょう
ゴリラの真似だよ うほうほ
むかし ミヅマで一緒に展示した 台湾も一緒にいった 石原さん
そんとき以来ぶり ! げんきそうだった 展示 みにいくね


絵を描いて 絵のまえで話して そのまま一日終了
熱がでそうなかんじをなんとか押さえて 一階のパブで Under35の打ち上げ
ビールと お寿司 おいしくってほころんじゃう
みなで おつかれおつかれ といって おはなしする
ホッとしていると同時に やっぱり寂しくて 絵が気になって
ひとり 2階にあがって しーんとした 空間 をみる

階段をあがってまず目にとびこんでくる 公開制作の絵が やけに光ってみえた
自分が描いていたものだけど はるか遠く へんなかんじ

ひとつひとつ順々にみる

新作群の 存在感 なんか改めて ちゃんとみた 自分でも

過去におこったことと絵とを結びつけて 見て 今 に到達して
その今を また別の視点でみようとする そういう展示
でも またふらっと 過去の絵に戻って また今に来て

んだ 何度も何度も関係性のあいだを往復して 自分のこころを 大きく振動させて

すべてのものに 注目すること

できたかな?どうかな? とか考えてたけど
すべてのものに注目し 続ける!!!!!!!!!!!!!!!!!
という 意志は固まったな と 思う

ひとりで しずしず 絵をみていたら 3階で彫刻展示していた 高山くんが来たので
ふたりで絵をみながらはなしをして
そうしたら 橋本さんも来たので

最後 絵のまえで 橋本さんとふたりで 写真を撮りました
くったくたで 熱でてるかんじしたけれど
最高テンションあげて ぶれぶれで誰だかわからんが とにかく やりました
わたしはまず とにかく今回一番近くで 関わった というか 同じ責任の中でやってきた 橋本さんに 絵をきちんと みてもらえた という実感があって
それは 徐々に徐々に だったけど
今 そう思えるのが 一番 確かなものとして このあとがんばれるものになってくる

目のまえのひとりひとりしか できないだろ
でもそうやってやっていけば 関係性をリレーしていくことができるんだよ

ほんとうにだいじなこと
わかってるんだから やるだけ 工夫して 楽しんで 本気でやるだけだ

遅くても もどかしくても やっぱり 絵の力を信じているし
絵を描くことが だいすきです

躍動感のみ!

えいっ

さみしい 切ないけど この感覚があるから また次へ!ってなるんだねえ

帰り 電車 すごい 
人間ひとりひとりの顔 姿を きちんと実感できる
電車の中吊りの広告の芸能人ですら ひとりひとりの人間の生々しさを 実感できる
すべてのものに 注目しつづける
あったりまえだ!
どんとこい

絵のまえに来てくださった皆様 ほんとうにありがとうございました
忘れません ぜんぶ

明日は搬出!
まだまだ 気はぬけないの


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