2012年12月25日火曜日

メリークリスマス!

よかった クリスマスらしいことできて

ミーティング中だけれども


絵の運命

今朝 ベランダにでてみると 向いのマンションの敷地に 20号くらいの大きさの
キャンバスが置いてあった
裏向きに倒れていて 絵の内容はわからないが これは 絵だ

大掃除の途中なのか 無造作におかれている
というか たぶん 捨てられる運命なのかしら

気になる どんな絵が 描かれているんだ

と思って 見てたら 走って来た猫が 絵を踏んでいった

わたしも 犬に絵を踏まれたことあるけれど


しばらくして また みてみると 
キャンバスの上に 猫が座ってた
たぶん そこが一番 温かかったんだね

絵の運命

いかに…!

わかりにくいけれど 白いのがキャンバス 茶色が猫

2012年12月24日月曜日

あちゃ

集中して ものをみる 
その集中の集積が絵なんだものなー

ただ 書き写すのではなく

集中が少しでもとぎれると そこだけ やっぱり気に入らない

それをなおすのは なんだかマイナスを なんとかゼロまで戻す という作業で
しんどい

そこからプラスに 転じることもあるけれどね

がんばらないと

今日はちょっと反省


2012年12月17日月曜日

あらためて 個人

きのうは 選挙いって そのあと 寿町にひさしぶりにいってきた
ここ最近 生まれてはじめて 選挙や政治を 自分ごととして 考えて
どきどき がっかり はらはらしていました
願い 祈り みたいなところまで きていました

投票を終えた後 寿町にひさしぶりにいき しんちゃん スーさんにもあえた!
あいかわらずの この街は ひさしぶりにいくとやっぱり 居心地が悪いような良いような へんな場所
センターという広場で 奇声をあげたり 罵ったり 笑ったり 下品な冗談いったり
 そういう中で キャンドルナイトの作業を手伝っていたのですが
その おじさんたちの声には 無視しようとしてもできない ある切実さと
自分の態度にはねかえってくるものと あとは 思わずプッと笑ってしまう
あっけらかんとした 明るさがあって 心が研ぎすまされます
夜になって キャンドルに灯がともり 昼間よりは みな 灯の温かさに まとまりを帯びて ヤンキーのこども おじさん おばさん 大学生 外も内も
つかの間 一緒のときをすごす
なんもかも違うひとたちが 一瞬 なんもかも違うままに 根本のところでつながる時間

今思えば こういう状態を これから 意識してつくりださなければいけないような
そんな気がします

そのあと 帰りの電車の中でひとり わたしは ほんとうに 夢見ていました
今回の選挙で きっと 自民党が数の上では勝つだろう でも
そのほかの議席や 全国の分布など 全体を見渡したときに ああ なにかが変わっていくんだな とか ここからだな というような 気配を伝える内容に なっているかもしれない ほんとうにもしかしたら そうなっているかもしれないんだ
と 考えて 家へ急いだ
テレビをつけて 自自自自自自自自 っていう それこそ 愕然とする内容に
????? と 悔 と 悶 とかが 一瞬襲って来て 目をみはったけれど
それでもなお 考えることをつづけていたら
この状況が今をうつす鏡だと思ったし
今 足りないものも 自分の位置も 納得できた

キャンドルナイトの寿町のような時間が 今の日常のおおかたに 足りないな と思った
自分のいる ちいさな集合の中で そこでのリアルを それぞれ生きて そこでの悩みを生み出して それをその集合のだれかと共有して 愚痴って でもなんとか目の前のことがんばって 一生を終えていける 小さな集合体
それが 無数にあって ほぼ無関係に生きているかんじ
もうそれじゃあ だめなんだね
自分の知らない 居心地わるく 理解もむつかしいよなところにこそ
飛び出していって 考えて でも キャンドルナイトみたいな 一瞬のときを 過ごしていくようにしていかないと もう やっていけんな
そう思った

それには 個人 というところから やはり出発しないといけない
そのために 表現があると思う

そういうことを考えて 絵と それ以外とを 自覚的に やっていくしかないね

さあー やろう

わたし、しんちゃん、スーさん

2012年12月14日金曜日

ピース、ピースピース

みんなピースしている


さて 今日はこれから 官邸前 いっていきます

選挙が近い


2012年12月12日水曜日

2012年12月11日火曜日

クリスマスプレゼント絵画

わくわく温泉めぐりで キャンプファイア で 絵を購入してくれたひとのための
絵を描いている
知っている人たちなので そのひとのことだけを考えて 描かれる絵
きわめて個人的で でも やっぱり絵は絵

うれしい贈り物にしたい
そのひとの日常のいつでもいつまでも そっと寄り添う 絵

想像する

絵に 時間切れはない


師走がせめてくる!

なんだか師走ってだけで忙しい気がするが 実際は 絵 だけなんだよなあ たぶん

ちくちく描いていて 人と交わることの少ないかんじになってきたけど
日曜日は プロジェクト大山のダンス ホルスタイン みてきた
鹿島くんと一緒に

とてもあいかわらず良かった

偶然 笑平くん一郎くんにも会って ひさしぶりに わいわい 人と酒を呑む
16時くらいから呑んで 呑んで呑んで まだ20時かあ まいったね
とかいって 結局23時くらいまでずっと呑む

はじめ ちっちゃい声しかでなかったし テンションもローだったが
だんだん 社交性を回復してきて ああ楽しい

絵のはなし ダンスのはなし 映画のはなし 選挙のはなし 東北のはなし など


みずちゃんは 神戸にいって 年内はもう会わないし
ひとり できるかぎり 師走に責められながらも 集中していく
集中っていうことが だいじ
まだまだまーだ です

いってらっしゃい。


2012年12月7日金曜日

師走は切ない からの地震

明日で みずちゃんはまた 関西のほうへいってしまうということで
昨日は 忘年会 ゆきちゃんも一緒に
そして今日の昼 ふたりでラーメン食べながら 
師走の焦り 切なさについて話していたらほんとうに切なくなってきて
そのまま さようなら 良いお年をば
で ひとりアトリエに残る
なんともいえない寂寥感で キャンバスなど張って
こういうとき だれか呑みに誘ってくれないかな などと 酒に頼ってしまいたくなりながらも 静かに していた
はじめ 強風で窓が揺れているのかと思ったが
あまりに長いので あ 地震だ と思って すく と立つと 嫌にながい
揺れてるハンガーを眺めて めまいみたいな 嫌な地震をおわりまでみて
ワンセグテレビをつけると NHKのアナウンサーが
「東日本大震災を思い出してください」と連呼しているので
ほんとうに 思い出していた

師走のゆるゆるした切なさも 昨日の忘年会も遠くにひきさがり
ここんとこ 選挙とかそういうので なんとなく やるせなく緊張してすごしてきてた感じが
いま、ここ!みたいになって 
思わず 描いていた絵をみました
穴が空くほどみました

こういう気持ちで絵をみたのははじめてかもしれない
上手く言えないが 
ぐっと 力をもう一度いれるような よーい どん の よーい
みたいなかんじがして

今がゼロ 
ここから とりあえず 前を向きます

石巻のみなを 思う夜

2012年12月5日水曜日

いくつものひらめき

2枚目の絵
なんともむつかしく ただ これまでにないほどの 充足感
なんとか一枚の絵に する
この作業の大変さと 大切さを ひしひし思う

でも 描きながら いくつものひらめき
ティッツァーノの絵のこととか セザンヌのいってたこととか
光源のこととか リンシードオイルの尊さとか
1ミリで変わる 表情とか

このうえないよ

90%できあがったところからが 長い というか どこでおわりかわからなくなる
今まで気にしてなかったところがひょっこり 異分子になってたり
1ミリずらしたら おかしくなったり

調和 ほんとうの調和へ

きいーーー とかなるけど た ぶ ん 完成 まだ後ろ髪ひかれてる
アトリエからの帰り道 夜の空 コンビニの明かり 人の影 木の色
あたりまえのように ぜんぶ調和している
ほんとすごいな 
あーまったく


寝よう

みずちゃんの部屋に 仕掛けした ふきだしみたいな葉っぱは 新宿御苑で拾ったやつ 人形は もっぱら私ににているという噂の ウルスラさん(魔女の宅急便にでてくる絵描き)

2012年12月4日火曜日

チョモランマ

夜の国会議事堂が
チョモランマにみえる件

数時間費やし まだ 未完成

選挙がちかいね


2012年12月3日月曜日

外出 

はしもさんと ミーティング
すっかり 恒例
今日の差し入れは からあげくんと フライドポテト
ほとんど自分で食べたが

夕ご飯は はしもさんが 麻婆丼つくってくれて うれしかった
話し合いは 重ねるほど いいね

よし!また明日から制作


2012年12月1日土曜日

新宿御苑は 木の動物園

もんもん と こもって 絵ばかり描いていると 声も小さくなってくるし
思考も 代謝がわるくなるというか すこしづつ すこしづつ 消化するかんじで
まあ おばあさん みたいになってくるのだけれど

きょうは 朝から いわとも と 新宿御苑にいってきた !
いわとも とは 3年前くらいからの付き合いだけれど 今年の夏に 
ふたりともたまたま 越後妻有に暮らしていて再会して
森に囲まれて過ごしていく中で 
やはり 木が気になる 植物が気になる(いわともは虫も)
というはなしをした

そして 秋になったら 新宿御苑に 木をみにいこう と約束していたのです

土曜の朝九時に御苑前
ちょっとはりきりすぎたかな はやすぎたかな と思いきや
もう マジなカメラもったおじさんが門のまえに沢山おる
ディズニーランドか

開門と同時に なんだかうきうきして いそいそ入った

最初一時間半くらい 木をみながら 自分たちで なにこれー とかいいながら
観察していく ああ なんて楽しいんだ
紅葉まっさかり やはり 一番美しいのは イチョウや紅葉 サクラ
でもね そのとなりの なんだかわからない緑の木 それとのコントラスト
一枚一枚の落ち葉の色と重なりと土と雑草と
こんなに多様な色の世界
ほんとうに 目が洗われる なんもかも 調和しとる
その 全体の美しさで いつもならぼんやりするところだけれど 今日は 観察会ですからね
ひとつひとつを みていく
根元がスカートみたい メタセコイアの木 紅葉してオレンジ

ホオノキ 葉っぱが顔の大きさくらいある

でたー 紅葉 真っ赤

カエデの一種 紅葉の仕方 さまざま

よい落ち葉を拾ったり 実を拾ったり 葉っぱのかたちから 木の名前を当てたり
ひとつひとつと 全体 を 空間の中で同時にかんじられる
こういう絵を 描きたいと思っています

御苑 広くて 面白くて 時間あっという間
10時半から ボランティアの木の先生による ガイドツアーについていく
木の先生 すごい 「この木の実のにおいかいでくださいね」とか
もう アドベンチャー!!
紅葉の種類
プラタナスの木の樹皮の色の変化
カツラの葉っぱのにおい
外国からきた木のへんな名前
ここは 200円でたのしめる 木の動物園です!

ツアーの後半 天気雨 きらきらひかる 池 葉っぱについた滴
そのあと急激に北風が吹いて 雨
たくさんの葉っぱ 木の実をふくろに詰め込んで 急ぎ足で新宿へいって
あたたかいものを 食べました

御苑から帰って来て 家で はっぱ 並べてみたら いちいち 名前と かたち
記憶されている
観察から ものを理解していきたい

そう思った よい一日でした

また 春にいきたいなー





シティー人間の術について

今描いている 絵は 人 が多い ほとんど人

20人くらいはいるだろうか 

たくさんのところから 集まった人たち を ひとりひとり ちくちく描いていく
なんとかそれらを ひとつの空間にする 光や影 質感や色 を頼りに ひとつ にする
そのことでしか 絵は すすまない

すごいつかれっ

なんだか 一日中 ひと ひと ひと なのに まだ ひと

渋谷とか 人の多いところにいくと それだけでなにかぐったりするけれど

そういうかんじに近い

ひとりの人が 一度に 精一杯関われる人の数キャパシティー あるおもう
てきとうに とか できる場合はいいけれど
やはり 人と会う 人と向き合う というのは たいへんにエネルギーのいることで

目の中に 空間の中に 人を認識している時点で 人は 人と関わってる
都会にいると つねにその緊張感が しらぬまに 走ってて
その防御策としての ケータイとか 漫画とか 目線を目の前に限定する手法を
シティー人間たちは 身につけているけれど それはやっぱり 持ってないと やっていけないというか シティー人間の 術なのだとおもう

もはや 絵で 描いているだけでも すごいエネルギーつかう にんげん
考えだすと とまらない にんげん

最近はもっぱら 食べる 描く 寝る を丁寧にやって 一日が終わるから
にんげん っていう 複雑なものについて考えだすと きりがなくなるわい

でもとにかく そういうことについて 今 向き合って 疲れています

ざわざわとした へんな空気の絵が 徐々に生まれつつある